無駄な時間を作らないこと

訪問リハでは病院とは違って新規の患者さんが次から次に依頼されて来る訳ではない。

そのため担当の患者さんがデイサービスへ移行したり、急遽入院したりなどが重なると、空き時間がぽーんとできることがある。

 

人間働かないと、というより何かするべきことがないと、本当にろくでもないことしか考えないようになるというのを実感する。職場への愚痴やら、自分の現状(「このままここで働き続けていいのだろうか?」など)やらである。

 

だからこういう空き時間は強引にでも何か書類仕事をするようにしている。

まずは、主治医やケアマネージャーへの報告書の作成である。この報告書は忙しい時には面倒臭さを感じたりするのだが、あらためてじっくり考えながら書くと、自分が今やっていることを振り返ることができる。

 

次に、リハに関連する勉強である。この時もできるだけインプットだけでなく、要点を文字にするなどアウトプットするようにしている。文章を書いていると不思議なことに、気分が乗ってきて、日頃思っているいろいろなことを考えながら文章を書けるようになる。

 

以上のようにとにかく手を動かしてアウトプットを意識的にすることで、空き時間を使うことで、日頃のリハビリテーション業務にもいい意味で影響を与えるような時間を過ごせるようになる。