余計なことを考えない

訪問リハビリテーションでの移動は私の場合自転車である。天気の良い日はいいが、夏の暑さや冬の寒さ、そして雨の中では時に移動がたまらなく辛い。こういうときには余計なことは考えず、ただひたすらペダルをこぎ続ける。目的地に着くことをただひとつの目標として無心とも呼べる境地になってただただ自転車をこぎ続ける。

 

気持ちに余裕があるときには、1日の流れを計画しながら行動できるが、そんな余裕もなく、どうしようも無いときがあるのも事実だ。そんな時にはひとつ、ひとつ、目の前にある課題をこなしていくことしかできない。そのために「寒い、暑い、雨は嫌だ、疲れた」などといった感情がなるべく浮かんでこないようにするしかない。

 

なかなか危うい精神状況ではあるが、仕方がないと思って今はしのいでいる。