訪問リハビリテーションの将来はどうなるのか

選挙後に一気にいろいろな話が出てきそうな来年度の介護報酬改定である。様々な憶測が飛んでいるが私のような一療法士にはどうこうできるものではなく、ただ決まった法令に従うまでだ。

 

療法士の中には高い意識を持っている人も多く、これからの訪問リハビリテーションは云々と述べられたりしている。なるほどとは思うものの、結局は色んな方向を見てなるべく多くのひとが我慢できるように法令は出来上がっていくのだろうなと不謹慎ながら思っている。いろいろ問題にはされているが、所詮は介護の話である。それ自体がこの国の行方、将来を明るいものに変えていくとは思っていない。当事者は大変だろうがそれも一時期のことだ。人間いつかは亡くなる。

 

私も関わるからには少しでも体が動くように、生活を維持できるようにしたいと思っている。と同時にこれからの訪問リハビリテーションや介護についてどうも熱を入れて考える気が起きないのも事実である。食べて行くために、子供を育てるためにその時にできる最大限の事をする中での、訪問リハビリテーションという仕事でしかない。現在のことで精一杯である。