個人経営の感覚

病院などの母体ではない、訪問看護ステーションで働く療法士は「そこに勤める」という感覚はあまり持たない方が良いのかもしれない。そういった訪問看護ステーションは世で言う、「中小企業」なんてレベルよりももっとずっと小さいレベルの職場である。

 

退職金は無いことが普通だろうし、あってもスズメの涙程度である。だから何も考えずに会社を信じて働き続けたところで、将来は生活保護を受けなけれなならない可能性も考えずにはいられない。

 

それを避ける手段としては、体と頭が動く限り働き続け、そして今ある資産を増やす方法を取っていくしかない。自分自身の人的資本と金融資本を出来るだけ生産効率よくまわしていくことが必要となってくる。

 

療法士としてはまず、大人から子ども、整形疾患から中枢神経疾患に難病と廃用症候群、などに対応できる知識と技術をブラッシュアップし続ける。そして得た収入のいくらかをを金融投資などの方法で増やしていく。当然そのための勉強も必要となってくる。

 

まるで自分自身が個人商店を経営しているかのように生きていくしかない。