トイレの問題

訪問リハビリテーションで困ることのひとつが急なトイレをもよおした時である。患者さんのお宅のトイレを借りれれば良いのだが、なるべくならそれは避けたい。ある程度の信頼関係やら親しさが患者さんとの間にあれば最終手段としてトイレを借りることは可能だろう。しかしそれは極々限られた人数でしかない。ほとんどの場合どうにかして外でトイレを見つけなければならない。

 

そんな訳で最寄りの公衆トイレ、スーパー、コンビニ、公共施設等はしっかりと把握していた方がよい。ただ、コンビニは借りるにしても何かしらモノを購入しないとも悪いのでこれも最終選択である。また男女によってもトイレ問題は異なってくる。男性ならば多少の公衆トイレは使えるに躊躇はしないが、女性の場合そうはいかない。安全性や衛生面が影響力してくる。

 

本当に焦りながらやっとのことでトイレを見つけられた時には、こうして安心してトイレに行くこともままならない状況で、訪問という仕事は働く環境としてはやっぱり良いとは思えないなと実感する。