年賀状は必要か?

私の勤めている訪問看護ステーションでは患者さんに毎年年賀状を送っている。そのためこの時期になると患者さんの洩れがないか、住所変更がないか、喪中ではないか等をチェックさせられている。

 

忙しいというのを理由にしたくはないが、年々この年賀状を出すという行為が必要か?という疑問が強くなっている。正直この年賀状は顧客サービスのひとつとしての”お礼状”の意味しかないだろう。私の所にも企業から年賀状がお決まりの挨拶文で送られてくるが、どの企業から来たのかもろくに見ず捨てている。

 

まだ親しい仲で、年長者との間では年賀状のやり取りはあるが、同じ年代や若い世代になると年賀状のやり取りはほぼ無くなった。

患者さんとしては私達の事業所から送られてくる年賀状をどう受け取っているのだろうか?

 

一時は事業所の売上が赤字続きということで、電気を昼休みには消すとか、事務機器が壊れたままであるとかという情けない状況を経験した。はたして年賀状はまだこの時代でも意味があるのだろうか?と思いながら無駄だと思える住所録等のチェックを行なっている。