私の国家試験勉強法

私が療法士の国家試験を受けたのは10年以上前だが今でも国家試験の勉強法は基本的に変わらないだろう。何かの足しにはなるかもしれないので勉強法を書いてみる。

 

もうあと1ヶ月かそこらで本番だから今更教科書を眺めていても点数にはつながりにくい。7〜9割の合格率である療法士の国家試験だがその範囲は薄く広い。したがって勉強の中心はこの時期では教科書ではなく、「過去問」である。私は過去問題集を購入後、バラバラにして大きな単元毎にホッチキスで留め、ひたすら問題を解きそれを何周も繰り返した。間違えた問題にはチェックし、何度も間違える所は教科書を確認するという方法である。

 

解くうちに初めにやった問題も忘れ始めるのだが、この忘れるということを恐れてはいけない。繰り返すうちに不思議と覚えられるようになる。そしてある程度記憶出来てきたら、今度は各年毎に過去問を実際に解いてみることで単元毎とは違った方法で問題に出会う事である。そして頭が飽和状態になってきたら、友人と実技練習をしたり筋力や関節可動域等の評価法を体を使って練習することで気分転換を図る事である。そしてこの時期は体調も崩す易いのでしっかり睡眠だけはとる。この睡眠が更に記憶を定着させてくれる。