国が決める流れの良し悪し

医療保険介護保険もその制度や内容は基本的には国が決めていく。民間からのヒアリングというものもあるが微力である。そしてその流れに従って医療や介護に関わる私達は仕事をし、今後国がどのように考えて入るかを考慮しながら経営方針を立てていく。特に療法士などの力を持たない専門職団体は「これからの厚生労働省の考え方は・・・」とそれにどう従って利益を得るかを気にしながら働いている。そして基本的にはその流れは正しいものとしていつしか無意識に認識される。

 

官僚のメール自動削除 石井大臣が早期導入を見送り(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 

過去の政策決定の経緯は残さず消してしまおうというニュースである。こういったニュースを見ると国の考え方の背景には常に自分達にとって都合の良いものという要素が巧みに入れられていることも覚えておく必要がある。少子化も急速な高齢化も数十年前から言われていたが解決策はなく、結局付け焼き刃の対策でこれから対峙することになりそうだ。