働き始める過去の自分に伝えられること

4月から働き始める療法士も数多くいるだろう。働くことの価値観や考え方は人それぞれなのでどうこう言えない。ただ今までの経験から過去の自分にアドバイス出来たら、もっと精神的に楽に生きていけただろうにと思うことはあるのでこれから書くことは働き始めた自分への独り言である。

 

まずは人間関係で耐えられない職場ならいつ辞めても良いよ。働き初めてすぐに辞めることは辛いだろうけど、精神壊すくらいなら辞めた方が良い。年齢若ければ雇ってくれるところはそれなりにある。

 

給与や賞与は他の人と比較して一喜一憂しない方が良いぞ。療法士が稼げる金額なんてたかが知れているし、そのうち頭打ちだ。管理職になって手当てついたところで、世の中一般にいう高収入レベルには届かない。それより貯金、投資、節税、節約、副業を通してお金に関する教養を高めた方が良い。

 

絶対的なリハビリテーション手技なんてものは存在しない。先輩やら同僚やらが〇〇法が良い、〇〇法はダメというようなことを言っていても焦らず、疾患の知識、解剖学、運動学、触診など派手ではないが膨大で有益な基礎を身につけて、そこから自分頭を使って考える以上に良い方法ない。無駄な時間やお金を無駄な研修に使う必要はない。

 

最後に。続けるのは無理かなと思ったけど、まあなんとか10年以上続けることは出来ている。いろいろあるけどこの仕事良かったと思えることも少しはあるよ。