パルスオキシメータで脈拍180と表示

訪問リハビリテーションに行って既往歴に循環器疾患がないとどうしても毎回触診で脈拍を測るということをしなくなる。しかしパルスオキシメータで表示された脈拍が100数十などとんでもない数値の時には直ぐに触診で脈拍を測る。

 

これまで遭遇したそういった例の患者さんは不整脈のことが多かった。それで患者さんや家族に循環器疾患の既往を改めて確認し、安心のためにも早く受診をしてもらうように勧めてきた。残念ながらその中の数人方はそのまま入院となることがあった。それでも医師にしっかりと診てもらうことができ、それを伝えられたのは良かったと思っている。

 

既往歴がなく、またその時にも自覚症状がないので、どうしてもパルスオキシメータの値の異常値から脈拍を触診するという形になってしまったケースの経験である。