教育分野へのアンテナをはっています

リハビリテーションの仕事をしているとどうしても関わる年齢層の多くがが高齢者と呼ばれる層になる。そのためどうしても自分の視点も高齢者寄りになってしまいがちになる。もちろんお客さんとして高齢者が優遇されるような制度の方が自分の仕事を続けて行くためにある意味理想的であるということも影響している。

 

しかし保険制度の中身を少しでも知れば、どう考えても若者や働く世代の存在が重要であり、彼らなしでは成り立たないことが分かる。まし保険料や税金といった保険制度を支える財源がなくなればたちまちリハビリテーションに関わる仕事は危うくなるだろう。だからといってここで不安を煽る気持ちはない。

 

人口構成など個人ではどうしようもないことで、現状なるようにしかならない。しかしはっきりしているのは、たとえ減っていく中にあるとしても若い世代は存在するということだ。今の高齢者のために未来の若い世代が負担を強いられ続けるのが良い訳はない。だから綱渡り状態の保険制度で、徐々に報酬が減っていくのは覚悟しつつも、自身の子どもたちにはどんな社会になっても稼げる人間なってもらいたいと教育の分野にもアンテナをはっている。