ギリギリの生活からは抜け出せない現実を見る

介護保険料、給与高い企業で大幅増 広がる負担格差|マネー研究所|NIKKEI STYLE

 

来年2019年には消費税が現在の8%から10%へと上がる予定である。そして勤労世帯は社会保険料の増大が続いている。

 

改めて医療サービスや介護サービスが保険料と税金によって成り立っていることを知れば、医療や介護事業者への報酬が制度の維持を大きな目的に決定されていく事は明らか。

つまり、生かさず殺さずの賃金水準が微増微減でその時の社会情勢に沿う形で続いていく訳だ。

 

病院なり会社なりに勤めることで支払われる給与の意味を認識することがまず第一だ。これは一般的な事実であるが、しっかりと認識出来ていない事が多い。端的に言うと社員に支払れる給与とは、その社員に会社に来て働き続けてもらうために必要最低限の費用である。残業や夜勤をすれば体力も精神も余分に消費するため、余分に費用が払われる。ただし、それも会社に来て働き続けてもらうために必要最低限の費用でしかない。

 

だから現状では働いても働いても病院や訪問事業所などに雇われて働いている限りは生活を送るのでギリギリなのだ。もちろん、それは働いている限りは生活していくことが出来るという意味では夢のような現実でもある。