学校の集まり

共働き家庭のため子どもの学校関係も夫婦で役割分担をしている。私は小学生の子の学童保育の父母会担当だ。はっきりいって周りはほぼお母さま方たちで、父親は数人である。

 

それでも毎月の会議では、バリバリ働いている方たちの中に混じっていろいろ勉強させられることが多い。予算のことから、市町村への働きかけなど普段の仕事とは全く違った形での社会活動。やはりどこの市町村も学童保育の運営をどうやって行くかに頭を悩まし、徐々に民間会社の参入に頼っていく姿が見える。医療や介護とはもはや比べ物にならないくらいに教育や育児を支える予算はジリ貧の印象である。

 

それでも子を持つ親の思いは熱く、少しでも良い経験をしてもらいたいと、皆熱心に活動されている。仕事が終わった後での会議であるがそれでも皆真剣だ。どうやって収入を得るのか、父母会費はなるべく上げずに、それを考え、そうやって得た収入を子どもたちのどういう活動に使えば一番喜んでもらえるかを必至に話し合うのである。

 

こういう地道な活動のもとで子どもたちは育っていっている。大変ではあるが、仕事とは違う大きなやりがいを感じる。わが子が関わっていないところでも子どもたちを支える活動に何らかの形で関わりたいものだ。