銀行まで自分で行く必要がなくなればいい

少し前だがゆうちょ銀行がスマートフォン決済サービスを2019年から導入するというがニュースが流れていた。

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給与なり年金が振り込まれる度に銀行に行って現金を引き出し、その現金を財布に入れて支払いに使うという従来までの形は今後ますます不便で実用性のないものになっていく。訪問看護や訪問リハビリテーションに関わっているとそういう現実に今でさえも直面する。

 

高齢者の多くが電話をすれば自宅まで現金を持ってきてくれるような地域の銀行や信用金庫を利用している。当然だが多くの銀行は駅前に窓口やATMを用意しているものの、高齢者の場合は駅を利用することが少ない(通勤してないのだからそうなる)のでまずそこまで移動するのが一苦労である。また最近ではコンビニにATMが用意されているものの、操作の複雑さや手数料から必然的に高齢者の多くは使おうとしない。また年金生活の方の場合はよほど貯金などに余裕がない限りはお金の管理が重要となるが容易ではない。


そういった背景を考えると、今後全ての銀行がスマートフォン決済サービスのように
無駄な労力なく支払いやその記録ができるというのが理想的だろう。もちろん現金でないと不安であるというようなことは出るだろうが、その利便性を知れば慣れるまでの問題だろう。どんどんこういったITを利用した便利なサービスが日常生活に普及していくことは願っている。