仕事は苦役ですか?

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あなたにとって仕事は辛い事ですか?

私は時に辛く時に楽しいものです。

これではどっち付かずの回答でずるいので、もう少し具体的に書いてみます。

 

楽しい時、それは訪問リハビリテーションで訪れた患者さんに改善が出てきて、出来ることが増えて来た時。もうひとつ、看護師をはじめ多職種でひとりの患者さんに関わっていて、チームでの関わり方で問題が解決できた時。

 

反対に辛いのは、稼ぎを意識しなければならず1日の件数が自分の許容量を越えた時。患者さん、ケアマネージャーをはじめとした多職種など誰かとのコミュニケーションが上手く行かずお互いに不満な気持ちを持った時。

 

どうやら良い結果をしっかりと確認でき、稼ぎを大きく意識することなく自分の許容量でなら今の仕事が楽しいようです。少々甘ったるいようにも思えますが、このライン上なら長く楽しく働けるのは自分でも分かってきました。

 

私が病院での勤務から訪問リハビリテーションへと働き方を変えたのも少しでも楽しく働きたいと思ったからです。別に「在宅でこそ理想とするリハビリテーションが出来る!」などいった大きな志しがあったわけではありません。病院に比べれば、この先どうなるのか分からないという不安は訪問リハビリテーションの仕事にはあるのですが、私にとっては楽しく自由な気持ちで働いていられます。

 

「仕事は辛いもの」ではなく、「仕事を楽しいものに変えていく」ために人一倍頭と体を使っていきたいと思っています。逆に言えばそういう努力をしないと「仕事は辛い」ものでしかなくなるのではないでしょうか。そして失敗もつきものですが、そうやって仕事をできるだけ楽しいものにしていきませんか?