老後について考える

老後の問題

老後について考えようとする時まずはお金の問題になってしまう。そしてそれに備えるために貯金をしたり、保険に入ったりする。老後の暮らしに困らないようにするために。

 

老後のことは現在の延長線上では考えられない

しかし長寿化しているとはいえ、それは平均での話であり、私(あるいは貴方)個人について考えると、いつ死ぬかは分からない。体力も気力も認知機能もどう成っているかは分からない。テレビやメディアには元気な人たちが目立つけれど、だいたい70歳越えるといろんな所に一気に衰えが出てくる。それをどうにかしようとという気持ちさえも年齢の影響を受けてなくなっていく。老後のためと貯めたお金が本当に役に立つのかも分からない。老後とは今の自分の単純な延長ではない。

 

余計な不安を抱いてもどうしようもない

そういう老後のために余計な不安を抱いたり、我慢したりして今を生きることが果たして本当に生きているということなのかも疑問だ。だからといって刹那的に生きるのも何か違う。人生を楽しむためには、何事もじっくり取り組む姿勢が必要だし、それには年月も多くかかる。結局はその過程を楽しみながら生きていくのがいい。気づいたら老人だったくらいの方がいいのだろうし、本当に生きていくということなのだろう。最近のニュースを読む度にやたらと老後の人生に不安を抱かせられることに辟易し、ついつい何のための人生かを考えてしまった。少なくとも老後に安心して暮らすための人生ではないはずだ。

 

無駄な不安を取り除いて今をできるだけ楽しむために

そうはいっても毎日のニュースを見ている限り将来の生活を不安にさせられるのは事実である。そういう人にはこちらの記事で書いた方法がおすすめである。無理のない範囲で備えをし、しかも毎日の生活ではそれを意識せず残ったお金と時間で存分に今の生活を充実させようというものだ。少なくとも無用な心配や悪徳な情報からはおさらばできるから。

 

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