訪問看護、訪問リハならではの大変さ

7月になっていよいよ暑さも湿度も厳しくなってきています。特に11時から15時くらいは訪問途中の信号待ちが辛いです。

 

さてこのように訪問リハビリテーションの仕事に就いてから病院ではない屋外環境の大変さを感じています。もちろん車で移動する場合は関係ないですが、自転車やバイクでの移動となると冬の寒さ、夏の暑さ、雨の日いずれも大変です。夏などは上手く体力の温存をしていかないと、秋頃になって溜まっていた疲れが一気に出てきて本当に体調を崩します。私事ですが、一昨年は肺炎で入院、昨年は扁桃炎であわや入院かという事になりました。いずれも厳しい暑さを乗り越えた秋の出来事でした。

 

天候以外では、私自身はまだ経験がないのですが、交通事故があります。特にバイク乗っての移動では多く、事故の恐怖で精神的に落ち込んだ同僚や骨折でしばらく休んだ同僚などがいます。

 

もうひとつ病院にはない事として、他事業者(ケアマネージャー、医師、訪問看護師、訪問療法士、訪問介護士など)との関わりです。多くは同じ患者さんに関わる良きチームの一員ですが、たまに話が全く通じない独りよがりな人たちがいます。彼・彼女等に当たってしまうと不運としか言いようがなく、つまらない人間関係でのストレスを抱えることになります。やはり事業所によって微妙に考え方や方針に違いがあり、同じ病院で同じ大きな目的を持って働いているのとは様子が変わって来るようです。

 

以上は私にとって大変なことではありますが、他の人にとっては何ともないことであるかもしれません。訪問サービスに関しては、職業での向き不向きとは違う、労働環境での向き不向きがあるのは確実です。

 

そうそう、もうひとつ訪問看護や訪問リハビリテーションで大変だろなと思うことがあります。それは50歳、60歳になってもこの過酷な労働環境で働けるのかどうかかなり怪しく思っています。そういったことを視野に入れてから働き始めた方が絶対に良いです。