教育費をいつから準備するかについて

家計の3大支出の1つである教育費に関しては我が家でもまだまだ準備はしておりません。確かに幼稚園や小学校などでも毎月一定額が必要になってきますが、まだ毎月の収入で補える程度ではあります。

 

一般に教育費と言うと大体が高校を卒業してからの大学でかかる費用の事でしょう。一年間にかかる金額は(公立)高校までと比べものにはなりません。まして地元から遠く離れた地域の学校に行くとなると更に多くのお金が必要です。

 

ただしここで現実を直視しなければならないのは、わが子が本当に大学に行って勉強するだけの価値があるのかということです。もともと勉強が嫌いだったり、もうこの道に進んで行こうという学問以外の分野があるのなら、大学に行っても時間とお金の無駄でしょう。どうしてもわが子へはバイアスがかかり、大学での高等教育がこの子のは必要なんだと思ってしまいますが、大学の勉強は高校での勉強の数十倍あるいはそれ以上に難しく、大学を意味のあるものにするためにはそれなりの覚悟が必要です。

 

本当にわが子に大学教育は必要なんだろうか?

 

もちろん、それは幼稚園や小学校の段階ではまだまだ分かりません。でも中学校の真ん中になって進路の事を考え始めると、学力、勉強が好きかどうかなどが徐々に分かり始めるでしょう。ですから我が家としては、子が中学校当たりになってから教育費について考え、準備してもいいのではないかと思っています。それまでは特別「教育費」という形ではなく、貯金や投資としてお金をつかおうと思っています。

 

もちろんお金に余裕のある家庭なら私立中学高校、更には大学への学費は用意しておいた方が良いのかもしれません。

 

ただ最近では東大や京大への進学に関して公立高校の躍進が目立ちます。国立医学部を除いて私立中学高校という道はコスパが非常に悪いのではないでしょうか。これはネットや参考書の進歩によって公立高校でも私立高校に負けないくらいの受験勉強の機会が普及しているからではないでしょうか。それでも敢えて私立中学高校への道を子どもに歩ませるのはもうほとんど親の見栄と言えます。

 

とは言えこれからの日本を考えた時、英語あるいは中国語は人生の選択肢を間違いなく大きく広げてくれると考えているので、時期が来たら「子育て給付金」は将来のためと言って貯金などに回さず、語学教育につぎ込みたいなと思っています。そっちの方がコスパの良い投資かなと考えている次第です。

 

 

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