自分が所詮は素人でしかないとわきまえたい

インデックス投資をしようと、個別株投資をしようと、私は自分が素人でしかなく、いくら勉強したりや情報収集したりしても所詮は薄っぺらいものでしかないと考えています。

 

だから、誰かと投資の話をしたりすることもなく、ことさら投資を勧める気もありません。

 

私が投資に関して情報収集したり、勉強したりするのは単純に世の中の流れ、仕組み、そういった事を知ることが楽しいからです。そのため、やはり投資の世界で稼いで生きている人たち、プロの話の方が得るものは大きいです。

 

医療専門職として働いていて、一般の人たちとの違いは、断片的な知識と総合的な知識との大きな違いです。ヒトの身体は、ひとつの物事だけで説明出来ることは少なく、ひとつひとつの物事がシステムとして作用して成り立っています。だから断片的な知識だけでは身体の仕組みを理解し把握し治療することができないのです。投資も同じでしょう。

 

そんな私がなぜ投資に関してのブログを書いているのか?

 

それは普通の素人が、自分の理解でき、扱える範囲での知識で、実践しているリアルなストーリーには興味があり、私にとって得るものが大変大きいからです。

 

正確な情報や知識はもちろん得る意味があります。そしてそれと同じくらい自分と同じ素人が投資している生々しい話もまた素人の私には意味があるのです。

 

アメリカでガソリンスタンド店員として働いていたロナルド・リード氏は、趣味でしていた株式投資(超長期投資)によって92歳で他界した時には資産は9億円以上になっていたという有名な話があります。

 

私にとってはこういうストーリーは、そこらへんの投資知識などより、自分の行動に大きな影響を与えてくれる教科書であります。

 

それもこれも自分が素人で、どんなに知識や情報を得たところで、たかが知れていると思っているからです。

これも含めて私のひとつの投資スタイルなのでしょうね、