「幸せ」と「お金」との関係

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興味深い記事だった。以前よりずっと考えていた「幸せ」と「お金」についての一つの参考になる。「幸せ」にはまず「お金」は必要不可欠なことは間違いないがが、それも年収800万円まででそれ以降は幸福度に変化がないようだ。

 

では年収800万円くらいの収入があれば、今度は何が幸福度に影響を与えるかであるが、最近言われるのは「社会的評価」である。それは所謂「名声」とはちょっと違っていて、特に昨今ではインターネットを利用したソーシャルネットワークSNS)を通じての発言やアイディアの実行により多くの人々から「いいね」や「フォロー」されることで獲得した「評価」である。私自身も多くのブロガーの考え方を日々読ませてもらい、これまでになかったような考え方を得させてもらっているので、その影響は多い。そのブロガーは、テレビや新聞・雑誌などの大手メディアに頻繁に出てくるような著名人ではなく、知っている人は知っているというネットでの評判や実際に自分が勉強になると評価している人たちである。

 

さて、訪問リハビリテーションに行っている中でも自営業を病気後も家族と営み続けている人は他の患者さんと比べて明らかに活気が違う。彼らが口をそろえて言うのは「人生を楽しんでいきたい」ということである。その余裕はどこから来ているかは、まず働き続けていることで金額は少なくなっているものの収入があるという安心感、そして商売をすることでお客さんから「ありがとう、また来たいわ」などと評価されることである。

 

「お金」も「評価」も人との繋がりから得られるものである。それらと家事、料理、子育てなど自分の日々の暮らしとをすべてを生きている限り上手く回し続けることが幸せへの道である。そのためにそれらの量をどう調整していくかが重要であり、それができるように戦略を練ることが必要だ。ただただ毎日の生活を漫然と過ごすだけではいけない。