支出を出来るだけ減らす生活をするようにしています

雇われの身で、これといった売りもない私のような人間が少しでも資産を増やすための方法は限られています。

 

まずは万人に共通するように、「収入ー支出」の金額をできるだけ増やすことです。次にできることは、そうやってできたお金、いわゆる「種銭」を株式投資などのような投資活動につぎ込み、どんどん増やしていくことです。

 

ここで肝心なのはいくら投資をしたからといっても、元本自体が小さいとそこから生まれる利益もごくわずかという事実です。だからどうやって投資にあてる「種銭」を可能な限り増やしていくかということを考えていく必要があります。

 

そのためにもまず、「収入ー支出」の金額をどうやって増やしていくかを計画立ていかなければなりません。というと難しく考えてしまいがちですが話は単純で、収入を増やして支出を減らせばいいだけのことです。しかし、私のように平凡な医療専門職では収入を増やすということはほぼ絶望的です。これまではその代わりに給与の下ぶれもない身分でしたが、これから先はどうなるか分かりません。したがって確実に私ができる方法としては、やはり支出を減らすことです。

 

さてこれまで行った中で支出を減らすのに大きく効果があったのは、固定費を減らすということです(これは王道ですね)。例えば電話は固定回線は引くのをやめました。また、夫婦に一台ずつの携帯電話もスマホではなく、ガラケーです(毎月一台当たり1,500~2,000円ほど)。そしてsimフリースマホ格安sim(毎月一台当たり1,000円ほど)を使用しています。 人によっては2台持ちなんて面倒に感じられるでしょうが、これで固定回線費と1人当たり5,000円ほど安く固定費を抑えることができるのです。

 

もうひとつ大きかったのは私自身の昼食を家で作った弁当にしたことです。晩に残ったご飯をおにぎりにして持って行くだけです。それまでは店でカップ麺や弁当を買ったりしていたので毎食500円〜200円の節約になりました。

 

このおにぎりだけという昼食に決めたのは、NHKの「サラメシ」といういろいろな人たちの昼食を紹介するという人気番組で、加山雄三さんの昼食を見たのがきっかけでした。大御所ともなるとさぞかし豪勢な昼食だろうという私の勝手な先入観を裏切って、「おかかのおむすび」だけでした。それでも本当に美味しそうに嬉しい顔をして加山さんが食べていたので自分もこれをやってみようと思ったという何ともミーハーな理由です。今では混ぜ込み用の素も売っていて、毎日特大おにぎりを作るのですが、1週間100円の混ぜ込みの素で足ります。(笑)

 

始めるまでは、出来ないと思っていた倹約生活もメリハリをつければ意外とできます。また慣れてさえしまえばそういった生活が普通になって贅沢する事に抵抗感が出てくるので、慣れというものはすごいものです。

 

まずは私のような平凡な人間にとってこうして「種銭」を作ること、そして毎月毎月積み立てて投資をしていくことが投資元本を増やしていくことにつながる方法でしょう。

 

まだ投資を始めたばかりの頃、どうやったらお金を増やせるのかが知りたくて読んだ本です。本当のお金持ちの多くが実は贅沢な暮らしなどしていない事が書かれています。質素な生活への気持ちも高まります。

となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則

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夏は酸っぱい梅じそがおにぎりに合いますよ〜。