筋トレをしていて気づいた事

腕周りと胸の筋肉のボリュームをつけたいと思い、1ヶ月前から筋トレを始めた。かなり本気に取り組もうと思ったので、プロテインも同時に取り入れることにした。

この1ヶ月でわかったことは、筋トレ後にすぐプロテインを飲むことで筋肉痛がほとんど起きないということだ。過去に腹筋や腕立て伏せをやった時、翌日に結構な筋肉痛が起きてつらかったのを覚えているので、これは驚きだった。まだ筋肉のボリュームに変化はほとんどない。しかし、運動と食の関係性は本当に重要であるとわかった。

次に分かったのは、「もう限界だ!」と思いながら筋トレした後のなんともいえない高揚感である。呼吸もハァハァ言っているのに、妙な充実感が心と体を包むのである。このあたりのことはきちんと調べないといけないのだが、なんでもある一定の運動後には、脳を興奮させたり快楽を感じさせる物質が分泌されるとのこと。なるほど筋トレ自体はしんどいが、その後の気持ちはなんともいえない物があるのを感じる。つまり、運動と心との間には不思議な関係があるということが分かった。

もうひとつ。”3日坊主”という言葉があるように、最初の数日は続けるのが苦痛だった。かなり意識的に「(筋トレを)今日もしなければ!!」と思いながら続けた。しかしである、数週間も経つうちに筋トレをしないと、「気持ちが悪い」というように感じるようになったのである。続けることが当たり前であり、日課となった。もちろんまだまだ意識的に「今日もがんばる!」と思わないといけない日もある。しかしある一定期間続けた行為は習慣化し、するのが当たり前という感覚になるということが分かった。

「運動」と「食」、「運動」と「心」、「運動」と「習慣化」。これらのことは普段自分が行っているリハビリテーションにおいてもかなり重要な要素である。患者さんに行ってもらうばかりではなく、自分でも運動することで気づけることが今回はあった。筋トレの副次効果であった。