子育て中の親の大変さ

私自身子育て中で、その大変さは日々実感している。夫婦で協力したとしても二人共毎日疲れ果てている。

 

訪問リハビリテーションで担当するのが小児である時、注意しなければならないのはその親御さんである。特に母親の方にである。ただでさえ大変な子育てだが、病気を抱えていたり、障がいがあることでサポートしなければならないことが更に多いと、その負担は想像以上である。また、親である限りその子の将来の心配も常に抱える。そうなると本当に心身ともに疲れ果てる。

 

その結果見るからに鬱な感じの親御さんに遭遇することも少なくはない。また一見、明るく元気な振る舞いの母親だが実は限界一歩手前ということもある。そういう場合はなるべく療法士だけでなく、看護師にも介入してもらい、多くの目で見守り、普段話出せない思いを吐き出してもらう機会をとにかく確保するように気をつけている。