定年消滅時代

公務員定年、65歳に 19年度から段階的に延長: 日本経済新聞

 

公務員の定年が60歳から65歳へとなるようだ。一般企業ではすでにそういった企業もあるが、本格的定年65歳時代の始まる気配だ。と言っても、私がその年齢なる頃には定年は70歳かあるいは働ける頭と体のうちは一生働き続けるというのがより現実的な見方だろう。そもそも定年年齢が上がる背景には、年金受給年齢の上昇と受給額の減少とを行なって行かなければならない背景があるのは誰もが想像するところ。

 

国家資格を持った職業といえども療法士はどちらかといえば肉体労働である。ましてや訪問リハビリテーションとなると移動が加わり更に肉体労働色が強まる。65歳、70歳の時点で自分が今と同じように働けるかと考えるとそれは無理そうだ。同じような問題をこれからしばらく後の世代は抱えながら生きていくひ必要が出てくる。

 

専門職であるからこそ逆にその仕事以外の職につくことは容易ではないのが療法士(その点医師や看護師は病院や訪問業務以外にも職があるので療法士とは決定的に違う)だ。とりあえず長く働き続けるためには心身ともに健康を維持し続けなければならない。そのためには若い時期は別として中年期からはガムシャラに働くよりも、多少の所得の減少は覚悟しつつ適度に休みを取りながら流れにそって働くしかないようだ。ただし仕事お金だけではない夢中になれるものを得ることで周囲の声に惑わされない心のサポートを得ることがマイペースを作るためには必要だ。

 

”人生100年時代”と呼ばれるようにさえなっているこれから長い目で見た働き方戦略が必要になってくるののが現実である。