一生働く人生とは

年金受給開始70歳以降も可 高齢社会対策大綱案の全容判明 65歳以上一律「高齢化」見直し 60~64歳就業率67%目指す(1/2ページ) - 産経ニュース

 

動ける間は一生働くという流れに社会が動きだし始めた。それ自体は悪いことではない。またこれからの日本の人口構成から考えるとそうせざるを得ないということも納得できることだ。ただそういった展望の中で、個人個人がどういった働き方をしていくのかを考えなければならない状況になっている。そうしないと本当にかなり厳しい生活が待っているのは必至である。


私自身に関しても、現在の訪問リハビリテーションの仕事を60代後半以降も続けられるか?続けたいか?と考えた場合、答えははっきりしていて、「イヤ」である。ただし1日中ではなく半日だけの勤務なら続けられそうである。その代わり収入は激減するだろうから、他の収入手段を考えなければならない。それが同じような肉体労働になると現在と変わりない労働状況になり、長続きしないだろうことは分かるので、まったく性格の違った職を得る必要がある。おそらくそれを「楽しんでできる仕事」としてすることができればかなり充実した一生を送れると考えている。

 

つまり最低限の収入を得るために我慢してしなければならない仕事と、それにプラスアルファの収入となる楽しんでできる仕事とをどうにかして40代や50代までに確立できるようにしなければならない。考えてみると今回のニュースである「高齢社会対策大綱案」の中にも「副業、兼業の普及促進」が挙げられていた。