確定拠出型年金(iDeCo)を始めて約3年の結果

確定拠出型年金を始めて3年ほどが経ちました

将来お金の心配からできるだけ解放された生活をしたいと思って、始めたものに確定拠出型年金があります。今では”iDeCo”という愛称もつけられ、多くの証券会社や銀行などが扱っています。しかし私が始めた当初はまだ確定拠出型年金を取り扱っている証券会社も少ない状態でした。また始めてから数年は元本割れをして、マイナスの結果が続いていました。変わり始めたのは米国の大統領選挙でトランプ氏が勝利した頃からだった記憶があります。それからは現在までプラスの結果が続いています。

 

まだまだ山あり谷ありの最中

確定拠出型年金は60歳まで続けることが前提となっている制度ですので、現在はプラスの結果となっていますが、そう遠くない将来にまたマイナスの結果がやってくるのは覚悟しています。しかし、現在の結果もマイナスの結果の中でも掛け金をかけ続けた結果であり、60歳近くになった時にプラスの結果になっていればすべてが良かったと思えるでしょう。ただし毎月自動的に積立されるので、意識的に結果を見ようとしない限りはその結果に動揺することなく続けられることができます。

 

税制上のメリットが大きい

このように60歳まで続けることが前提の気の長い付き合いとなりますが、確定拠出型年金にはすぐに享受できるメリットもあります。掛け金が全額所得控除となるので毎年の年末調整等で数万円が戻ってきます。それをどうするかは人それぞれですが、貯金や投資へと回すことで将来お金の問題から解放されることに一段と近づいていきます。

 

現在の結果はごらんの通りです

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経営者ではない雇われの身が持てる資産の重要性

私は経営者ではなく雇われの身です。唯一の資産は自分の労働力のみです。つまり体を使って働かない限りはお金を得る手段を持っていないのです。そういう私が自分の労働力以外に持てる数少ない資産のひとつが株式等の金融資産です。働くことはできるだけ続けたいですが、長く働き続けるためにも余裕を持った働き方が必要だと考えています。その余裕を作るのがお金の存在であり、そのお金を得る手段が労働以外にもあるということはかなり心強いものです。もちろん、先程書いたように結果がマイナスになるリスクもありますが、それがあるからこそ大きなプラスにもなり得るのです。まずは余裕資金で確定拠出年金を始めてみても悪くはないと思います。

 

こちらは私が一番参考になった確定拠出年金についての本です。始め方だけでなく、終わらせ方も詳しく分かりやすく説明されています。